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バウルの唄2010 ~ベンガルの吟遊詩人達による愛のうた~

2010年7月18日 12:11


こんにちは、
テイク・イット・イージーの鷲野です。

すっかり真夏日和ですね。
いかがお過ごしですか?

さて、このたびご縁あって、
インドのベンガル地方で暮らす吟遊詩人5名の方のコンサートを企画しましたので、
皆さまに案内いたします。

日時は、9月1日(水)19時から、
場所は、新宿文化センター リハーサル室です。

総括のディレクションを私の友人が勤めています。
その者も近年インドに渡り、本場インドのベンガル地方でバウルの唄を学んでいまし
た。
今回はその本家の先生方の日本行脚となります。

その友人は、東京界隈のイベントでよくお会いしているうちに仲良くなった方なので
すが、偶然にも帰国後に、私の故郷愛知県足助で暮らす、インド音楽を演奏する友人
と出会い、共同でCDを制作をしたり、紅葉豊かな秋の香嵐渓で一緒に演奏をしてい
たというので驚きです。

そんな仲間達との企画とあって、この度の関わりを大切に想っています。

ぜひ本物のバウルを聴きに訪ねてください♪

こちらで、今回美声を披露する"かずみまきさん"の唄が視聴できます。
曲名:アナンドバザール(13:52)唄:かずみまき

まきさんが発信される「バウルの便り」もぜひご覧頂ければ幸いです。
バウルにすべてを捧げた生き様に、こころが揺り動かされます。


また追加情報などありましたら、ご案内いたします。

ぜひお越し頂ければ嬉しいです。


 バウルとは... 唄をうたう修行者

    風のように何ものにもとらわれず、

       自らの内なる神を愛し、

          その愛に酔う。




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バウルのうた

 バウルのうたの魅力はバウルひとりひとりのもつ圧倒的な存在感と同時に歌詞に含まれた彼らの哲学にあると言えます。比喩的表現や象徴的な言葉で物語の背後に隠しながら、それは聴くものの心に直接語りかけてくるのです。

音楽的にはソロの声楽が主体でバウル独特の楽器の伴奏が不思議な波動を作り出しています。全体を通して何度も繰り返し句が現われるのもバウルのうたの特長です。

束縛を嫌うバウルは一人で旅し、唄うことが多いのですが、気が合えば数人で一緒に行動します。暫くの間共に旅し、また別れ、それぞれ違う方向へ消え、祭りなどの場でまた出会います。ひとりひとりが個性豊かで、音楽的にも違っているのですが、バウルどうし誰とでも絶妙のコンビネーションで共演します。

バウルが用いる楽器は、右手にエクタラとよばれる一弦琴、腰に素焼の太鼓ドゥギ、両足に括りつけられた鈴、グングル。というのがもっともオーソドックスなスタイルで、あと、アナンダ・ラホーリー、ドータラ、カンジュリといった楽器がよく使われます。

アナンダ・ラホーリーは「歓喜の波」という意味で、小さい太鼓の鼓膜に取り付けられた2本の弦を左手で強く張ったり弛めたりして、右手にもったバチではじき、音色に変化をつけながら、多様なリズムを奏でるバウル独特の楽器です。

ドータラはリュートスタイルの弦楽器で、本来はその名の示すように2弦であったものが、3弦になり、今日では4弦、5弦のものが一般的に用いられています。

カンジュリは小さなタンバリンです。タブラという大小1組の太鼓や、携帯オルガンのハルモニウム、小型のシンバルのマンディーラー、プレム・ジュリなどのリズム楽器も数人のグループになると必ず加わります。

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ベンガルの吟遊詩人バウルとは?

バウルとは、インド亜大陸東端に位置するベンガル地方で古くから発展して来た神秘主義、「バウルの道」を歩む者ひとり、ひとりを指す言葉です。経典も、寺院も持たない彼らはその教えや体験を唄うことによって伝えてきました。組織、教団、定住する家なども持たず、放浪し、音に身をゆだねうたわれる「バウルのうた」は聞くものの魂をゆさぶります。

泥をこねて造った村の家々、藁葺きの屋根、椰子の大木が安らぎの陰を落します。そんな時間が止まったような田舎の昼下がり、燈色の衣をまとい、手には竹とひょうたんで作ったエクタラという一弦琴、腰に素焼の太鼓両足に括りつけられた鈴を奏で、踊ながら、バウルどこまでも続くベンガルの大地と青く澄み切った空が溶け合うところまで届きそうな声で唄います。一般にバウルは宗教的大道芸人とされていますが、それは列車や大道での姿が目につきやすいためで、普通は村の家々を巡り、角付けをし、時には中庭に招かれたりして唄い、米やお金の喜捨をうけ暮らしています。突然の訪問者を囲み人々は人生について、愛について、神について熱心に語り合うのです。

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来日予定者 プロフィール

かずみ まき(歌と演奏)

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大阪で生まれる。1991年、日本でバウルの公演を見て衝撃を受け渡印。師のもと、電気も水道もない西ベンガルの小さな村の生活が始まる。1992年権威あるタゴール大学の祭りで外国人であることを理由に唄をうたうことを拒否され、新聞紙上で賛否両論が巻き起こる。しかし、もともとカーストや宗教宗派による人間の差別、対立を認めないバウルに外国人だからなれないというのは誤りであるという意見が圧倒的大多数をしめ、以後多くの人々に支援されベンガルの村々をめぐり唄をうたい愛せれてきた。「ベンガル人よりもベンガル人的」というのが当地の人々の評である。 現在は演奏活動を控えひっそりとアシュラムで暮らしている。




サドン・ボイラギ (歌と演奏)

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ベンガル州バルドマン県の村に、バウルの両親のもと生まれる。幼い頃父を亡くし、托鉢と行の生活が始まる。。父親たちの世代が唄うバウルの唄のメロディは単純で、竹とひょうたんで作った一弦琴を奏で、語るように唄うだけだったという。それに満足出来なかった彼は、師匠をもち唄を習う。天性の音楽センスとリズムの切れの良さを、多くの人が楽聖の域に達していると評価している。心の声のまま書いた唄は1000を超える。一度うたった唄を繰り返し唄うことはほとんどない。すべてを愛情深く受け入れる彼はあらゆる国、宗教、宗派、思想、カーストを超え、多くの人々に愛されている。1991年には、大阪民族学博物館で開かれた「大インド展」に招聘された。



ナラヤン・チャンドラ・オディカリ (歌と演奏)

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バングラデシュに生まれる。幼い頃近所に住んでいた盲目の唄うたいが弾くドータラの音が彼の人生を変えた。8歳の時、西ベンガル州に民族楽器ドータラを持って移り住む。ドータラは単純な3弦から5弦の楽器であるが、彼が持つとまるでインド古典音楽の楽器であるサロードのような音を出す。身体は軽くなり、木々や木の葉を揺する風とともに心が宇宙に舞うような音だ。バングラデシュの大地を横切る川を船で渡っているような心地にもさせる。海外に多くのファンを持つ彼は、イタリアを中心に、ヨーロッパ、アフリカなど各地の音楽祭に招聘されている。現在68歳、まだまだ元気に、日本でも素晴しい、ドータラと唄を聴かせてくれ るだろう。



ディン・ドヤール・ダス (歌と演奏)

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信仰心厚い母のもとに生まれる。あらゆる規範・典礼を重視しないバウルの中にあっても、自分のやりたいことを為し続けていた彼は、多くの人々から異端視される。10年ほど前の彼は、派手な衣装を身に着け、飛び跳ねて踊りながら唄をうたったものだ。コンジュニという、タンバリンに似た楽器を巧みに弾き、唄うのはその時々心にやってきた自作の唄のみ。自分の中の「いい」も「悪い」も出し切って、精一杯の大声で高らかに唄いあげる。日本ではどんな唄を披露してくれるだろうか。1998年、フランスで公演している。



シュクマール・マリック (タブラ)

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幼い頃から、サドン・ボイラギのもと内弟子として師事する。 「魔法の手」・・・体中がタブラーと一体となる。彼の心の喜びはすぐにタブラーが表現する。師サダン・ボイラギとの掛け合いは絶妙だ。お互いに信頼しきったもの同士にこそ出来る技だ。多くのバウルが、彼のタブラーを高く評価しており、ドイツ、韓国など数多く海外公演に同行する。今回4度目の来日である。2001年には、広島で開催された、ダライ・ラマ呼びかけの「世界聖なる音楽祭」にも参加している。






開催概要

日時:2010年9月1日(水) 開場18:30 開演19:00 終演21:30頃
会場:新宿文化センター リハーサル室(200㎡以上ある広い会場です) 地図→
催事名:「バウルの唄」
参加費:当日4,000円(お釣りのないようお持ちください) ※予約は締め切りました。ご了承ください。
持ち物:必要な方はペットボトル等飲料水

※予約受付は8月27日(金)お振り込み分まで。8月30日(月)朝に確認いたします。その後は当日料金となりますので、振り込まずに当日ご持参ください。


お申し込み (※予約は締め切りました。ご了承ください。ただし、当日にご予約無しでご入場が可能です)

メールにてご予約ください。
メール連絡が困難な方はお電話(03-3202-7889)でも承ります。

・件名は、「バウルの唄2010予約」 としてください。

1. 代表者の氏名
2. 連絡先電話番号(携帯優先)
3. 連絡先メールアドレス
4. 人数

をそえて、 info@takeit-easy.net までご連絡ください。

・お申し込み後、7日以内に当店指定口座まで、参加費のお振り込みをお願いいたします。恐れ入りますが、お振り込み手数料は参加者様でご負担ください。
・口座はお申し込みの方に折り返しお知らせいたします。
・恐れ入りますが、お振り込み完了後のキャンセルは出来かねます。当日参加できなくなった場合は、ご連絡のうえ、権利を知人・友人・ご家族の方などに譲ってください。

ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。


世話人(お問い合わせ先)

テイクイットイージー 鷲野悟
03-3202-7889
info@takeit-easy.net


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サドン・ボイラギとかずみまきさん



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■インフォメーション

愛知県でも友人が企画しています!!
詳細は、主催者にお問い合わせください。

バウルの唄 コンサート

◎9月11日(土)19時~

足助 和尚庵
愛知県豊田市国谷町柳ヶ入2番
Tel:0565-63-2758


◎9月12日(日)16時~

長久手 「ゴジカラ村」
杜の幼稚園
愛知県愛知郡長久手町大字長湫字根嶽29-4


いずれのお問い合わせも、
和尚庵(0565-63-2758)までご連絡ください。

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